煙と馬鹿と俺 2.1


北アルプス1 上高地から北穂
10月 13, 2011, 11:00 pm
Filed under: 北アルプス

9/17
2回ある連休の前半は久しぶりに山へ!天気は悪そうだし、劔みたいに人気の場所は混んでるし、ただの縦走だと物足りないし、ソロだし、と悩んだ結果今まで何度か行ったことがある上高地に行って天気がよければ前穂北尾根や北穂の東稜などの簡単なバリエーション。悪ければひたすら歩き回って雨の中縦走することにしました。

また、いつもは余計なものだらけで重くなってしまうのですが、今回は light is right の精神にのっとって危なかったら山小屋に泊まることにして出来るだけ軽くすることに努めました。パッキングが終わって量ったら9.6kg!これに水が加わっても11kg程度なので不安になるほど軽いです。

さて、これがどう出るか。

直前まで予定を決めていなかったので、夜行バスもムーンライト信州も満席!車で行くしかないかと思いましたが、何度か確認したら木曜日に空きが!天気が悪いからキャンセルしたんでしょうね。

当日はたっぷりと炭水化物を食べて、駄目押しで焼肉も食べて出発。腹ごしらえは十分!

電車に乗ると「全席指定で満席」というアナウンスが。たまたまとなりが空いていたので今のうちに満喫しておこう、と思ったら松本まで人は来ませんでした。車内もガラガラだったのでかなりの人数がキャンセルしたみたいです。2人分の席でも足の所にザックを立ててそこに頭がくるようにするとかなりゆったり眠れることを発見、おかげでたっぷり眠れましたよ。


その後は上高地線に乗り換えて新島々に行き、バスに乗り換えて上高地に到着。仕方が無いことだとは思うのですが、毎回バスターミナルの人ごみに若干テンションが下がります。登山届けを出した後は気持ちを切り替えてひたすら横尾へ。人ごみが嫌なら先頭に出ればいいだけなので、荷物も軽いしサクサク歩きます。


雨が降っていて薄暗く、山の中にいるのに山が見えないので足取りは早いです。結局ほとんどの人を抜いて横尾に到着した時はコースタイムの半分ほどでした。

それでも特に疲れた感じがないのは鞄が軽いのに加えて、最近朝晩歩き回っている成果ですね。歩くのが速くなった以上に長時間の歩きに体が馴染んでいるようです。


全く雨がやむ気配がないので今回は雨の中をひたすら歩くことになるのかも、なんて思いながら涸沢へ向かいます。

元々歩くのも走るのも全く好きではなかったのですが、クライミングのために朝晩走ったり歩いたりしているうちに苦では無いどころか好きになってしまいました。不思議なものです。

天気がよければ屏風岩の取り付きまで行ってソロで登れる可能性があるか偵察をしようと思っていたのですが、そこに山があることすらわからないような状況。諦めて黙々と歩を進めます。


時々人を抜いたり、おりてくる方と挨拶を交わしながら進んで行くと川がありました。結構ここで休んでいる人も多く、雨でも気持ちがいいぐらいなので晴れてればさぞかし気持ちのいい場所なんでしょう。

川の水がとても綺麗なのですが、涸沢の山荘に書いてあった説明だと飲めないらしいですね。上流に山荘があるからでしょうか?休憩はほんの少しにして先を急ぎます。相変わらず山は見えないし壁も見えないし荷物は軽いしサクサクです。


ペースをあまり落とすことなく涸沢山荘に到着。途中
おじさん1「凄い速い4人組だったね」
おじさん2「長野県警だよ、帽子に書いてあった」
おじさん3「三歩みたいなもんか」
って会話してるおじさん達とすれ違った。岳ブームだね!でも三歩は県警じゃないんだよ!なんか連ドラでもここらへんが取り上げられてるらしいしね!って思ってたら長野県警に追いついてしまった。別の人かもしれないし、上高地の平和を守りながら今日はゆっくり歩いてるんだろう。4人組だったけど。


初めての涸沢は売店があったり屋根付きでゆっくり出来る場所があったりしてとても過ごしやすい場所でした。水も無料で組むことが出来るのは驚き。上高地から2L近く歩荷してきたのはトレーニングのためだから良いんだ。うん。


予定通り涸沢をベースにすることも考えたのですが、時間が早すぎるのと翌日の天候によっては縦走に切り替えることも考えて北穂のテン場まであがることにした。


涸沢から北穂への道は北穂南陵とか言うらしい。天気は相変わらず悪いけれど、ようやく山らしい道になってきてテンションが少し上がる。登山者がほとんどいないのもイイネ。

たまに見かける登山者を抜くぐらいしか楽しみがないの目に見える数名は全部抜いた。別に抜くことは重要では無いのだけれど、目標にすると多少やる気が出る。目的地が見えなくて、デスマーチのような気持ちになるので細かい目標設定は大切だ。いつまで歩くのかわからないとやる気が出ない。そうすると歩みが遅くなるし疲労感も大きい。もう歩けない!って思うぐらい疲れてるのに目的地が見えたら急に足が軽くなった経験は誰もがしていることと思う。


そんな感じでサクサク歩いていたら北穂の山頂にサクッと到着した。時間はまだまだ早く、縦走だったら確実に予定を前倒ししている所だ。穂高岳山荘を経由して歩く距離を長くすれば良かった。

山荘に到着してからも強弱はあるものの雨は降り続いていたので山荘内で時間を潰した。ついでにもし晴れたら行く予定の滝谷第四尾根の取り付きについて山荘の方に確認した所、詳しい人は1時間ほどしないと帰ってこず自分は詳しくないとのこと。山荘で働いてるからといってバリバリ山に登るわけじゃないんだな。

待たせてもらっている間ストーブにあたっていたら何時の間にか寝てしまった。ほどなくいかにも山小屋が似合う風体の方が登場。山荘のご主人だろうか?明日晴れれば滝谷に行くつもりであること、C谷にどこから入ったら良いか確認したかった事を伝えると丁寧に図を書きながらスノーコルへの道を教えてくれた。その後で経験を聞かれ、正直に答える。止められるかと思ったけどあっさりとした返事からは僕がなんと言おうと特に答えには興味がないように感じられた。

外に出るとタイミング良く雨足が弱まっていたのでテン場に向かう。北穂のテン場は非常に風が強いので方向に気を使いながらテントを設営。翌日もし晴れたら風の強い滝谷はすぐに乾くだろう。そうしたら初めてのバリエーションだ。それもフリーソロで行うことになる。そう思うと不安と興奮が入り混じる。でも強く晴れることを願いながらテントの中へ入った。

今回は軽量化のためにシュラフを持たず、ダウンの上下、像足、シュラフカバーで寝ることにしていた。果たして眠れるのだろうか?

新宿23:50 > 松本4:20 > 新島々5:10 > 上6:40高地7:10 > 明神7:40 > 徳沢8:17 > 9:00横尾9:15 > 11:12涸沢12:00 > 北穂14:07

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