煙と馬鹿と俺 2.1


[workout][life] 抑制と反発
8月 31, 2009, 2:51 pm
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ネットには日本オワタ的な意見が多く見られますが、一番納得したのはコレ。

「今まで自民党がマニフェスト実現したことなんて無いのに、民主党は実現できると思っている皆さんはとても民主党の評価が高いんですね」

でも、これ認めちゃったら、それこそ誰がやってもかわんねーよー、という話になっちゃうんじゃないかなぁ・・・・。

先週は平日5日間必死で節制した反動で、土日は全力で自分を甘やかすという結果に。

玄米+キムチ+納豆+卵
乾燥マンゴー
バナナ
マカダミアナッツチョコ
菓子パン*2
豆腐

コーヒーとお茶と水はがぶ飲み

61.4kg
15.3%

今日はレストなので軽め

PNF手足 各10回
ウォーキング 5km

PNFの効果かどうかはわからないけれど、左半身に意識を傾けた生活を送った結果、土日の壁で左肩周辺が筋肉痛。
今まで、登りまくった後は右肩ばかりに疲れがあったけれど、明らかな変化。
もうしばらく続けてみようと思う。

最近、食事も左手でこなせるようになってきた。

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[bouldering] 御岳3回目&初川口PUMP1
8月 30, 2009, 4:05 pm
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今週末は壁三昧。物凄く幸せだった。
ちなみに、上の写真はモチベーションが下がって釣り人がいないのを良いことに水切りにいそしむchippe。だが、彼女の投げた石はあまり跳ねない。

【土曜日 新靴購入&御岳】
予定通り、土曜日は御岳に向かう途中で西八王子にあるバーチに向かい、靴を購入。
お目当てはアンドレア・ボルディーニさん手作りのアパッチというシューズ。
足が入るかどうか非常に心配だったものの、問題なくフィットしてくれた。
問題なく、どころかとても良い履き心地。初めてソリューションを履いた時のピッタリ感には少し及ばないけれど購入に踏み切るには十分だった。
最初、足のサイズ的には39が丁度、と言われたのだけれど、結局38を購入。

そして御岳。
初御岳のMサを含めた4人組。

とりあえず白狐岩の左サイド5級でアップ。

ここから、chippeとpekoは「忍者返しの岩」に取り付きっぱなし。
chippeは忍者返し(1級)狙い。
pecomaは忍者クライマー返し(2段)狙い。

僕はというと、アップの後に一回触ってみたものの、なんかダメそうだったので初御岳のMサと一緒に御岳小橋エリアに移動。僕にとっても初めて登るエリア。
とりあえず一番大きくて、名前を聞いたことがある「とけたソフトクリーム」に取り付き。
登ろうとしていた時に、すぐ横でBBQしていた若者とちょっと会話。
若「これ登るんすかー?」
僕「そうですよー」
若「ふーん」

この岩の魅力がわからないとは不幸な奴だ。

あーでもないこーでもないと5級とか7級とかに妙に苦戦しながら、最終的に凹角右(3級)を2人ともクリア。

その横で、ずーっと水際カンテ(2段)の取り付きに挑戦していた人がいた。
どうやら、この人達はBBQ兼壁みたい。まぁ、主に2段挑戦してる人だけが延々挑戦してて、残り3人はずっと見てたり泳いでるんだけど。

2段チャレンジしてる人の連れで、泳いでた男の子(全くボルダー経験無し)が勧められるままに適当に裸足で登れてしまい、そのルートが3級じゃないかという話になり、超新星誕生!とかいって騒いだり、実は9級NHのルートだったことが判明して安心したり、靴かりてアンダー7級あっさりオンサイトしてやっぱり超新星誕生!とかいって騒いだりとワイワイしていた。

そうこうするうちに日が暮れてきたので、peko先生に呼び出されたこともあって忍者岩に帰還して、そこからはpeko以外の3人は忍者返しに延々トライ。
戻ったのは17時過ぎぐらいだったんだけど、なんと我々4人と御岳おじさんしかいなくて、ほぼ貸切。

結局登れなかったんだけど、トレーニングの成果なのか、左腕のひきつけが強くなってて、スローパーはほぼスタティックに手が出せるようになった。飛ばした先の部分も、距離は届いてるのに止められない状態だったのでもうすぐ。
目標にしていた8月中は達成できなかったので、リスケして10月終わるまでに変更しようと思います。


日曜日は初の川口PUMP1。メンツは御岳と一緒。本当は川俣?というリードのエリアで初の外リードの予定だったけど、天気が悪いのでジムに変更。これで、残るPUMPは大阪だけだ。

最初少しボルダーをやってからは基本的にリード。
アップで9を登ってから、徐々にグレードを上げていって、最終的に11bまで手を出した。
途中までいくと10dで最後まで行くと11bという課題があって、10dまではオンサイトで余裕だったから、そのまま延長したら、後は終了点を触るだけというところでフォール。
初のフォールだったのと、手繰り落ちしたからかなりの距離落ちたのとで非常にビックリした。

これがそのルート。pecomaは安定のオンサイト。

その時の登りでいくつか悪い点があった。
・手繰り落ち
・ロープを手に持って登って、その先でクリップ
・下りてからまごついてロープを回収しなかったため、後続の人がクリップできなかった

その後はかなり長めに休んでから、今度は11aにオンサイトトライ。これも終了点まで後2手というところでフォール。
今度は手繰り落ちまではしなかったものの、やっぱりクリップしようと思ってたところまで体を上げてから落ちてしまったので、結構な距離落下した。

登り方の改善点としては
クリップするのか登っちゃうのかの判断をすばやくする。
登った先がガバなら登っちゃえば良いじゃないとのこと。
腰クリップは良くない、少し上のクリップにかけてから進む方が良い、という風にしか知らなかったので、そこらへんは使い分けて行きたい。
後は、落ちる前に落ちそうならテンションする。時には無理して進まないで降りる事も必要。
うーん、まとまらない。


その後は皆で2Fのボルダーエリアに移動してセッション。
4人でじゃんけんして、勝った奴が課題決定、一番負けた奴から順に登る。
3人クリアした時点で終了。3周して終わらなかったら次へ。
というルールでやった。

これ、かなり良い。1本1本真剣に登るし、自分1人だともういいやー、って休んでるタイミングでも休めないし。

そうそう、安間佐千さんがいた。丁度安間さんがいる、と教えてもらった時に13のオンサイトトライをしていたらしいのだけど、動きがとても綺麗で全く悩むことなく進んでいるように見えた。カッコイイ。そして物凄い細い。強い。

靴に関しては、今のところ非常に良いです。細かい説明は、ジムのレンタルシューズとソリューションしかはいたことがないから比較できないけれど。

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[workout][life] 20090826 左手に歯ブラシ
8月 26, 2009, 3:37 pm
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基本的に自堕落な人間なので、歯を磨くのとか、二日に一回ぐらいでいいんじゃないかと思ってる。
思っていたら激しく虫歯になって、全部治療するのに半年かかった。歯医者とか、引っ張りすぎだと思うんだ。

そんな僕ですが、左手のトレーニングだと思って歯を磨き始めたら、なんと1日2回磨いても全く苦にならない。
調子に乗って、カバンをかける肩を反対にして、時計を右腕にして(普段は左)、と体の左右の役割逆転計画進行中。
右手に腕時計するだけで凄く腕が重く感じる。

そういえば、今日昼休みに強引に高田馬場のカモシカスポーツに行って、solutionをリソールに出してきた。今までクライミング関係ってカラファテに行かないと!と何故か思い込んでいたけれど、カモシカで良いんじゃないかと思った。
で、カモシカ経由でバーチに靴が届いてリソールされて返ってくるわけだけれど、上の写真。バーチで扱っている靴でメチャクチャ欲しい。アンドレア・ボルディーニさんという人が手作り?しているらしい。solutionより高いけど、見た目がすごく好き。

納豆+卵+ご飯+キムチ+ジャコ
乾燥マンゴー
バナナ
マカダミアナッツチョコ
豆乳
豆腐
ピザポテト
水とお茶とコーヒーはがぶ飲み

60.8kg
13.8%

twitterでもらったアドバイスにしたがって、トレーニングメニューを入れ替えた。
筋トレが先。アップは会社からの自転車で済ませたものと思ってる。

ストレッチ
四つんばいで足と手水平(対角線) 各1分
PNF(手足) 各10回(左足は5回でツリそうになって終了)
ランニング 4km
ウォーキング 1.5km
ストレッチ

有酸素系の運動を筋トレの後に行うことで脂肪燃焼効率が上がるらしい。
まぁ、実際どんだけ燃えてるのかは全然わからなかったけど、筋トレが終わってると思うと走ってても足取りが軽くてよかった。

なんとなく、頭で描いてる一週間のループ

土日 出来るだけ外 いけなかったらジムに行く 出来ればPUMP系
月曜 ランニング&筋トレ(多め)
火曜 ランニング&筋トレ(軽め)
水曜 ジム(恵比寿) ランニング&筋トレ(軽め)
木曜 ランニング&筋トレ(多め)
金曜 ジム(PEKI) & グビ

本当は完全にレストする日があったほうが良いんだろう。でも、俺は自堕落な人なので、勝手に休み作るから、予定には組み込まなくて良いんだ。

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[workout][life] 20090825 炊事と洗濯
8月 25, 2009, 3:32 pm
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きっと意外に思う人が多いと思うのだけれど
実は、掃除、炊事、洗濯が好きです。
特に洗濯が好き。

実家に帰ってからは、滅多にやらないけれど、極々稀に家から誰もいなくなると結構マメに洗濯をする。
洗濯し終わってクシャーっとなった服やタオルをバラバラにしながら、シワを伸ばしてハンガーをかけたり洗濯バサミにつるしたりするのが良い。
靴下が相棒を見失わないように、隣にぶらさげてやるのが良い。

シリアル+牛乳 (ここで牛乳が切れていたことに気がついた書いてて良かった!?)
バナナ
乾燥マンゴー
マカダミアナッツチョコ
コーラ500ml
豆乳
豆腐

水とお茶とコーヒーはがぶのみ

60.5kg
14.9%

なんか50台が見えてきた気がする。

ランニング 4km
前後左右足上げ 各20秒
肩幅ぶらさがり 60秒(後半30秒は足90度)
肩幅より広めで肩と肘をそれぞれ90度にしてぶら下がり 30秒
足首上下動 各40回

ランニング 1.5km
ウォーキング 2km(実はスーパーで買い物して歩いて帰ってきただけ)

四つんばいで足と手水平(対角線) 各1分
PNF(腕) 各10回

勧められて自転車を回転数上げて軽いギヤにしたら、結構こぎやすくて良い。
もっと軽いギヤが欲しいとか思う始末。
自転車のギヤなんて軽い、普通、思いのスポーツママチャリ式で十分だと思うんだ。
野山にいったら違うのかもしれないけれど。

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[workout][life] 20090824 はじめてのPNF
8月 24, 2009, 3:29 pm
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ペキペキに通っていたら、理学療法士の友達が出来ました。
体の専門家が友達にいるというのは大変心強い。

良くわからない流れで我等がバイブル「CLIMBERS BODY」を貸すことになり、そしたらPNF出来るとのことで教えてもらいました。
といっても1人で出来る基礎編。

右手を真上に上げて、手首を外側に曲げます。元気玉集めてる時の手をイメージ。
手を握りこみながら、手首を外側に返しつつ、左側の腰に向かっておろします。
この時、目線はずっと手。
戻すときも気を抜かずにおろした時の逆の手順で元に戻ります。

これを、寝転がった状態で行います。
さらに、反対側の手は下ろす手の動きを抑えるように、順手で手首の辺りを持って、おろすのと反対側に力を入れます。
この時の力の入れ加減は、ギリギリ下ろす手が勝てるぐらい、だそうです。

足も習ったけど、説明が難しいのでまた次回。

シリアル+牛乳
バナナ2本
乾燥マンゴー少々
五穀米
目玉焼き
豆腐
豆乳

わりと水分はコーヒーやらお茶やら飲みまくり

ランニング 3km
上下左右足上げ 各20秒
肩幅ぶらさがり 90秒(ラスト30秒は足90度)
肩幅より狭く肘曲げきりキープ 30秒
肩幅より狭く肘90度キープ 30秒
懸垂 20回
足首でぶらさがり 20秒
足首上下動 各40回
ウォーキング 2km
ストレッチ
PNF両手両足 各10回

家の中で最後にPNFしたら汗の洪水でえらいことに。
これしかやってないのに1時間半はかけすぎな気がするので、もっとサクサク進めたいです。

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[workout][life] 20090818 細マッチョ
8月 19, 2009, 2:44 pm
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某エスポワール曰く、「はじめの一歩の鷹村さんでようやく細マッチョクラス」

だとすれば、僕はクライマーなので目指すところはガリマッチョだと思う。
最近腑抜けていたら、筋肉ばかりが大きくなっているような気がする。
欲しいのは細く強靭な筋。

シリアル+牛乳
マカダミアナッツチョコ
トマトカレー
レッドブル
コーラ+ブリトーみたいなやつ
豆乳&オレンジジュース

ラン&ウォーク 40分
足上げ前後左右 各20秒
ぶらさがり 1分(後半30秒足90度)
肩幅懸垂 20回
ラン&ウォーク 20分

段々歩くときに左足に乗る感覚がつかめてきた。
もう少し気にすれば、右足と同程度にスムーズに動かせそうな気がする。

左足のつま先は、右足の半分程度しかスネに近づけることが出来ない。

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[climbing] 富士登山 20090809
8月 15, 2009, 8:52 am
Filed under: mountaineering, 富士山 | タグ: ,

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去年登った時はこんなに素晴らしい景色を見せてくれて、自分の意思で登った初めての山、富士山。これをきっかけに他の山にも登るようになった。実際の所は、あまりの人の多さと山小屋の多さとイージーな登山道に絶望して他の山に行ったのだけれど(参照:八ヶ岳縦走(初日)。見習いたい人もいれば、あーなっちゃいけないと思う人もいる、という感じ。

富士山に登りたいと思っている人は多い。ツアー会社に行けば山のように富士登山ツアーの企画が出ているだろう(僕は行ったことが無いので知らない)。

初めて山に登ろうと思った時、まず周りの人や、ネットや、TVや本から情報を手に入れようとする。そこで直面するのが、山の事を良く知らずに行くと危険だよ、危ない場所なんだよ、という事。これはもちろん本当だ。普段歩いている街の中に比べたら、道は親切じゃないし、コンビニも無い。

だからツアーに頼って、経験者と一緒に行こうと思うんだろうけれど、これは本当に安全なのかな。大人数で動くということは、行動が鈍くなることを意味する。自分のペースで動くことが出来ないのは思いのほか消耗する。また、正常な判断が行えなくなる。天気が悪い中、強引に進みたい人もいれば、少しでも天気が悪かったら帰りたい人もいる。

僕が1人で山に行くのは協調性が無いせいですけれど。

さて、今回は友達を1人連れて行く事に。他にも数人登りたがっていた人はいたのだけれど、結局2人での登山。同行者は中学から付き合いのあるY田。完全に気を使わない相手なので、登山のパートナーとしてはやりやすい。一番オーソドックスな吉田口からの登山です。

朝10時に東京を出発して一路富士山へ。朝からそれほど天気は良くなかったのだけれど、富士山の麓の駐車場に車を停めた時に親父から天候注意を促すメールが来た。「熱帯低気圧が台風に変わりそうだから気をつけて」

台風に変わったら完全にアウトだなー、と思いつつバスで五合目に向かう。去年の反省を生かして、今年は駐車場に行く前に食料等は買い込んでいたので、ここでは簡単な腹ごしらえのみ。あ、去年食べ損ねた富士山メロンパンを食べた。

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今年は撮り損ねたので、写真は去年の。
見た瞬間にY田が残念な感じとか即否定していたが、焼きたてのメロンパンはサクサクのフワフワで最高においしかった。食べさせたら評価が180度逆転した。いつものことだ。

登山の日程は去年と同じ時期だったと思ったが、格段に混んでいるように感じた(去年は8月15日に登った)。もしかしたら、直前に人気の無い北アルプスにいたからかもしれない。

去年の同行者に比べると非常にやる気があって、ともすれば僕よりも速いスピードで登っていくY田。あまり眺めが良くないのが残念だったが、道のりは非常に順調で、3時頃には7合目の花小屋に到着していた。

吉田口の登山道は花小屋の直前から8合目辺りまで、ちょっとした岩場になっている。それまで人2人は悠々と歩くことが出来る幅の道から急に岩場になるものだから、当然そこで渋滞が発生する。山小屋の予約をしていなかった僕にとって、この人数は少し予想を超えていて、花小屋は通過したものの、次の日の出館で仮眠することとした。

2名だったので、あっさりと受け入れてもらうことが出来た。山小屋の事情はあまりわからないけれど、あまり人数が多くなると飛び入りはちょっと大変な気がする。

到着してから夕食まで、1時間半ほど時間があったので、外を眺めていたらそれまでガスっていた視界がふっと開けた。雲の事はあまり詳しく知らないけれど、高度2000mぐらいにある雲が主に雨を降らせているような気がする。その雲が山にぶつかって登ってくるとその山では雨が降る。4000mを越える位置にある雲からはあまり雨降らないんじゃないかな。台風とかは別かもしれないけれど。

IMG_0709IMG_0700IMG_0701

暇だったので、iphoneで戦闘力を計測したり、口から雲を出したりして遊んでいた。やはり全身を撮影すると戦闘力が跳ね上がる。会社の同僚のNさんは座っている状態で戦闘力数十万だったので、やはりあの人は凄い。

夕食はカレー。槍ヶ岳山荘、北穂高山荘でとても不思議だったのが、味噌汁とご飯のおかわりが自由だったこと。山の上で水分や食料が貴重なのは変わらないと思うんだけどな。ヘリが止まれるかどうか、というのも大きいのだろうか。

食事を済ませたら、仮眠。ここからは夜間行軍になるので写真は無い。

元々の予定は22時頃まで仮眠をして、出発予定だったのだが、20時に目が覚めてしまい、囲炉裏端で山小屋のおじさんの話を聞いていたところ、混雑して渋滞の中登るよりも、自分のペースで動ける今時分から登り始めちゃった方が、汗もかきにくいし、疲れないから良いとのこと。そこで、Y田と相談をして予定を早めることにした。

その時おじさんから、「ポツリ、ときたら弱まることは無いからすぐに雨具を出しなさい」というアドバイスをもらったことは後で凄く役立つことになった。

さすがに、20時過ぎに登り始めている人は少なく、僕とY田は順調に高度を上げていった。特に、7合目からは岩場が続いているので、高度を稼ぐことが出来て良い。折り返しの砂利道はいくら進んでも思ったより進んでいないものだ。

と、八合目の太子館に到着した頃にポツリと雨が降り出した。あわてて雨具を出していたら、ほどなく本降りに。すぐに出せるようにしていたので、特に荷物がぬれたりして困ることはなかったのだが、横にいるカップルが街着同然の格好の上、靴はスニーカーで特に雨具を出す様子も無い。

男「やっべー、雨ふるとか言ってなかったじゃん!」
女「どうしよっかー」
男「もういっちゃえばいいんじゃん?」

とか詳細まで覚えてないけど、装備も何も無いし、どうしようもないからとりあえず進もうという結論を出したように見えたので、声をかける。やはり、レインウェア無し、靴はスニーカー、山小屋に泊まる予定も無しとのこと。しかも一度目の前の太子館に聞いたのだが、無理そうだったという。

さすがにこの2人がこのまま上に行っても大変そうなので、太子館のスタッフに確認したところ、入れるという。うーん、なんでだろ?まぁ、良くわからないけれどその2人をとりあえず太子館につっこんでから、僕とY田は登山を再開。

しかし、一度降りだした雨は時折小雨になるものの、風も出てきて弱まる様子は全く無い。僕は北アルプスでの反省から、きちんと水をはじくレインウェアを持ってきたのだが、Y田のレインウェアは水を吸って大変との事。しかも、ヘッドライトが無い。これ以上は無理かもなー、と思いながら少しづつ先に進んだ。

山小屋に着くたびに休憩を入れながらも、特に限界を迎えること無く白雲荘まで到着。と、ここにきて一段と雨が強くなってきた。僕らが到着した直後に40人近いツアー客が到着し、彼らもどうやら上にいくか悩んでいる様子。

山小屋のねーちゃんも出てきて、ちょっともう引き返した方がいいんじゃないかという雰囲気。詳しい話を聞いてみると、どうやら本当に台風が来ていて、昼頃が本降りだという話。御来光は絶望的だなー、と思いながらも折角きたんだし山頂まで行かせてあげたいとも思う。

そんな思いを戦わせながらモヤモヤしていると、どうやらツアーは先に進むらしい。添乗員を捕まえて話を聞いてみると、次までは進んでからお客さんを説得して降りるつもりだとか。それなら、僕らも一緒について行っちゃえばいいんじゃない?と進む側の意見が優勢になる。

この発想、今考えると実に危険だ。色々な人が入り混じってるツアーが先に進むんだから、きっと大丈夫。なんの根拠も無い。もちろん、自分達の装備や体力を考えていたつもりなのだが、専属のガイドがいるツアー客が進むんだから、というのは安心要素でもなんでもないはずだ。

その時、登っている際によく見かけていた3人組が引き返してきて、白雲荘のねーちゃんに降りる方法を尋ね始めた。話を聞いているとどうやら、先に進もうとしたのだが、道がグズグズで進めたものではないとのこと。渡りに船とばかりに一緒に下まで行くことを提案。OK!

僕らは下山する方向に進むことが出来た。どちらが正しかったのかはわからないけれど、それなりの満足感を2人とも得て、今生きているので、ここで降りる判断をして正解だったと思う。

同行することになった3人組は男が1人、女2人という構成。いつのまにか、僕が先頭、その人がしんがりという構図が出来上がっていた。

下山している間も、絶え間なく雨は降り続ける。ふとした拍子にふきつける突風もだんだんと勢いを増している。口々に、下りてきてよかった、登るより圧倒的に楽、と言いながらの下山だった。実際、かなりゆっくりとしたペースではあったし、高さが下がることで気温も上がっていたため、気持ち的にも体力的にも非常に楽だった。

途中、ところどころで休憩を入れていたのだが、東洋館のトイレに入ったときには驚いた。大勢の登山者がそこでビバークしていたのだ。皆、一様に疲れた顔をしており、途方にくれている様子だった。

僕らも降りた後のあてがあったわけじゃない。とにかく五合目まで降りてしまえばなんとでもなるだろう、上にいるよりは安全だろう、という希望にすがって降りているのだ。同行の3人組に宿泊先を訪ねたら、なんと同じ日の出荘だった。そこで、とりあえず日の出荘を目指すことになった。

7合目になり、山小屋の数が増えてからは足取りも軽く、皆岩場に慣れてきていたため、順調に進むことが出来た。それでも、おそらく皆が考えている事は、このまま下りてもどこで雨風をしのいだらいいのだろうか、という1点に尽きただろう。

それだけに、日の出荘で同じように引き返してきた人たちが囲炉裏にあたっているのを見たときは嬉しかった。どうやら、宿泊者が引き返してきたときに受け入れているらしい。

中に入って囲炉裏にあたったときの安堵感は最高だった。

夜中の1時頃に到着し、ここで6時まで過ごしたのだが、同じ状況を共有した囲炉裏端の空気がとても穏やかで、後から入ってきた人たちに暖かい場所を譲ったり、食べ物を分けあったりしながらの避難となった。まぁ、僕は下山時から同行していたH川さんとビール開けてもりあがってたんですけれど。

普段この時間は、目の前を通り過ぎる登山客への販売で忙しいか、登る人が尽きて暇かのどちらかだろう。小屋のニーちゃんたちが、珍しいこの状況でテンションを上げており、色々と小ネタを披露してきてあっという間に5時間は過ぎた。(上の写真は少し見にくいが、左足に「匂います」右足に「○←GORE-TEX」と書いてある。)


朝になって下山を始めたら、6合目についたあたりでなんと晴れ間が見えてきた。御来光が見えるような時間ではそもそも無かったんだけれど、なにも下りたときに晴れなくてもねぇ。ほんと山ツンデレ。


挙句、虹まで出たりして。また来てね、と言わんばかり。

五合目では、駐車場まで輸送する大量のバスが待ち構えていて、特にロス無く下山することが出来た。どうやら、ツアーの人たちは3時間ぐらい待ちぼうけだったらしい・・・・。

そこからは温泉に入って、蕎麦を食って一路東京へ。登頂することは出来なかったけれど、貴重な時間を過ごすことが出来たので、僕としては登頂よりも価値のある富士登山でした。

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